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 ビーチグラスの拾える海岸 
  大分県大分市佐賀関
  ビーチグラスとの出会いはいつも偶然


 やっとたどり着いた43番札所明石寺 。参拝もそこそこに裏山から駅方面に向かいました。上宇和駅まで行けば今回の遍路ツアーは終了です。ところがここでハプニングが起こりました。険しい山の中でも迷う事のなかった私ですが、町中で迷ってしまいました。行けども行けども上宇和駅が見当たらないのです。国道56号に沿って歩いたのですがどうにもわからないのです。道路沿いに交番があったのでここで教えてもらいました。分かった気になり、再び歩きだしたのですがどうにもわからないのです。駅らしき建物が見えてこないのです。踏切の線路に立っても駅らしきものは見えないのです。さて困りました。たまたま通りかかった若い女の人に尋ねたところ駅に向かう途中ということでご一緒させていただき、何とか駅にたどり着くことが出来ました。駅に着いて分かったことは、駅舎らしきものがないのです。ホームがあるだけですので線路から眺めても駅舎が見えるはずもなかったわけです。彼女は下り線で去って行きました。私の乗る上り線は1時間後でした。最後の最後でとんだドジを踏みましたがおかけで不思議な出会いがありました。実は彼女とは後に奇遇にも再び出会うことになろうとは夢にも思いませんでした。八幡浜で一泊し、翌日、バスで三崎港まで行き、ここから国道九四フェリーに乗り、佐賀関に向かいました。このルートは海の国道と呼ばれ、国道197号線となっています。この日は天候に恵まれ気持ちの良い潮風が吹く船旅となりました。デッキで写真を撮っていたら、先日、上宇和駅で道を教えてもらった女性に再び出会いました。仕事で大分に出かけるようでした。これから佐賀関から幸崎駅まで歩いて行く予定だと言ったら驚いていました。佐賀関港に到着後、彼女は他のメンバーと一緒に車で去っていきました。世の中、色々な出会いがあるものだと思いながら佐賀関から幸崎駅を目指しました。この間には「竜馬の道」と呼ばれる歩道専用の道があり、重宝しました。この道にはかつて列車が走っていたそうです。それが廃線になり、現在は歩道になったようです。というわけで、この道を歩けば確実に幸崎駅に着けるわけです。海岸に沿って道はありますので、浜を歩いたりしながらビーチグラスを探しました。全然期待をしていませんでしたが、ご覧のような器量良しのビーチグラス達が偶然にも出迎えてくれました。いくつかの偶然が重なり、楽しいツアーでした。


佐賀関の海岸に打ち上げられていたビーチグラス
     

 

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