2014.6.1 かまくらアトリエ星の井

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                                      心の薬 ビーチグラスアート VOL81
目次
 1.かまくらアトリエ星の井
   ・桜貝とビーチグラスで作ったランプ
  
 2.コース及びイベント紹介
   ・2014年星の井マインドランプ作成コース
   ・通信講座

 3.ビーチグラスアート
   ・星の井マインドランプのある風景
   ・今月のベストビーチグラスジュエリー
 4.鎌倉情報 
   ・ロマンを感じさせる永福寺
   ・今が旬 鎌倉に咲く今月の花 紅花車輪梅

 5.こころとからだの健康 50歳過ぎたら健康はすべてに優先する
   ・ビーチグラスを探して歩く 海の四国遍路道2014 (1)
   ・ウォーキング++ 温泉でリフレッシュ
  



かまくらアトリエ星の井


最新版マインドランプ

最新版マインドランプ
■桜貝とビーチグラスで作ったランプ

 先月は久しぶりに桜貝とビーチグラスを使ったランプ作りコースを開催いたしました。たまたま1名のキャンセルが出ましたので受講生用の半完成品ランプを使って、ご覧のようなマインドランプを完成させました。ピンク色の素材が桜貝です。コースに参加された皆さんは、このようなランプを3時間かけて作りました。ランプ作りコースの楽しみは、なんといっても点灯させる瞬間です。一生懸命作ったランプが、どのように光るかが楽しみなわけです。このコースにおいて使用したのは4色のビーチグラスと桜貝ですが、点灯するとご覧のように光りました。受講生の皆様方の作品もだいたいこんな感じに仕上がっていました。桜貝は薄いので取り扱いが難しいのですが、昼間は光沢のあるピンク色、夜間の点灯時には薄ぼんやりとしたピンク色を楽しませてくれますので、ランプ作りの素材としては興味深い存在です。

               かまくらアトリエ星の井
                 2014年5月31日
 
桜貝とビーチグラスのマインドランプ

■コース及びイベント紹介
 ○鎌倉開催コース   
 
 この秋に定番の「ビーチグラスで作るマインドランプ作成」コースを開催予定です。
募集は8月からとなります。
コード コース名 受講時間 開始・終了時間 受講費 場所 開催日
MLB404 ビーチグラスで作る
マインドランプ作成
3.5時間 12:15〜15:45 4,900円 鎌倉 10月18日(土)
 
 半完成品をベースにランプ作りを体験していただきますので、どなたでも参加いただけます。
 
 「ビーチグラスで作るキャンドルランプ作成」コースです。
7月より募集を開始します。
コード コース名 受講時間 開始・終了時間 受講費 場所 開催日
MLC403 ビーチグラスで作る
キャンドルランプ作成
3時間 12:30〜15:30 4,000円 鎌倉 9月20日(土)
 
 半完成品をベースにランプ作りを体験していただきますので、どなたでも参加いただけます。

 
 ○通信講座   
     「ビーチグラスで作るアクセサリー ペンダント作成 基本 通信講座」
 


パソコンで受講

タブレット端末で受講

ご覧のようなビーチグラスジュエリーをどなたでもいつでもお作りいただける機会を通信講座「ビーチグラスで作るアクセサリー ペンダント作成 基本 通信講座」 として提供しております。もしお手元にジュエリーになりそうなビーチグラスがあればこの通信講座はすぐにお役に立ちます。また、ビーチグラスが手元になくてもビーチグラスジュエリーを作ってみたいとお考えの方には、ビーチグラスがなくても当アトリエからビーチグラスを提供しています。
 この通信講座の使い方は簡単です。ご覧のようにパソコンやIPADなどのタブレット端末などWEBブラウザーが稼動する環境であればいつでもどこでもすぐにお使いいただけます。
 この通信講座により、当社が開発した「ルーズアンドファン・ラッピング・テクノロジーアンドデザイン(Loose and Fun Wrapping Technology and Design)」を使用した機能とデザインが一体となった装飾技法の基本を習得していただけます。この技法を使えば、ビーチグラスを容易にご覧のようなビーチグラスジュエリーに仕立てることができます。
 どうぞご利用ください。
                  
 
通信講座で作るビーチグラスジュエリー 
 
 
 

ビーチグラスアート
 
■星の井マインドランプのある風景

 新作の星の井マインドランプが加わりました。


 
  
■今月のベストビーチグラスジュエリー
  ○地中海ブルー色のビーチグラスでペンダントを作る
 
 高知の桂浜で採取できたたった一つの良質のビーチグラスです。早速、通信講座「ビーチグラスで作るアクセサリー ペンダント作成 基本 通信講座」 を使用して、ご覧のようなビーチグラスペンダントを作成してみました。

 
 今月のベストビーチグラスジュエリー
 

鎌倉情報 

鎌倉 永福寺跡

鎌倉 永福寺跡

鎌倉 永福寺跡
■ロマンを感じさせる永福寺

 午後遅くに久しぶりに永福寺跡まで散歩にやってきました。当アトリエからは1kmもない場所なんですがめったに来ることはないところです。この場所で鎌倉市が永福寺跡の復元事業を数年前から行っていて、最近になって、やっとその全貌が明らかになりました。世界遺産登録の申請に合わせて工事していたようにも見えますが、今は公園として整備しているようです。ただこの辺りはあまり人が住んでいませんから観光客のための公園ということになります。永福寺と書いてヨウフクジと読みます。源頼朝が作ったとされる3大建築物の一つだそうです。一つくらい残っていればと思うのですが、残念ながら現存する建築物は一つもありません。この永福寺は世界遺産に登録された平泉の寺院を真似て作ったとされていて、当時の姿がコンピューターグラフィックを使ってイメージ化されたものが敷地内に張られています。皮肉なことに藤原討伐に出かけた方の鎌倉が世界遺産に登録されないで、敗れた藤原一族が作った建造物が世界遺産に登録されました。あの世の源頼朝は800年後のこの現実をどう見ているのかなどと考えながら敷地内と散策路を一周しました。山の上から見るとその全容がよくわかります。建物の土台部分からおおよその建物の大きさが想像できます。遺跡のこういう見せ方も面白いと思います。当時の姿を見た人はいないわけですからCGも所詮想像の域をでないわけですから、見る人がそれぞれに自分の知識を総動員して、当時の姿をイメージできるわけです。

 
 

今が旬 鎌倉に咲く今月の花
紅花車輪梅  大巧寺(だいぎょうじ) 鎌倉駅前にある大巧寺(だいぎょうじ)ではこんな花が満開となっていました。

こころとからだの健康 50歳過ぎたら健康はすべてに優先する
 ■ビーチグラスを探して歩く 海の四国遍路道2014 (1)
                           高知空港から須崎までの二泊三日

四国八十八ヶ所 遍路道中図 極楽寺

高知湾

桂浜の貴重なビーチグラス

高知湾のビーチグラス くろしおライン

拾えたビーチグラス

青龍寺

遠くに歩いてきた黒潮ラインが見える
 四国八十八ヶ所を廻る遍路道の海岸部分をビーチグラスを探しながら歩こうという「海の四国遍路道」の2014年版です。この遍路道編は4年計画で実施していますが今年は2年目となります。今年は32番札所禅師峰寺から43番札所明石寺までを9日間で廻りました。昨年訪れた2番札所極楽寺の「四国八十八ヶ所 遍路道中図」を使って説明しますと、ピンクの部分(高知県)の左半分と黄色い部分(愛媛県)の1部を歩きました。歩く事に重点を置いていますので1日20kmから30kmくらいは毎日歩きました。今回は「高知空港から須崎までマップ 」の3日間を紹介します。
 
 初日は午前の飛行機で羽田空港から高知空港に向かいました。羽田空港を飛び立ってまもなくすると眼下に見覚えのある地形が見えてきました。鎌倉です。この路線は鎌倉上空の海岸線を通って行くようです。続いて江の島が見えてきました。残念ながら富士山は見えませんでした。飛んでいる時間は1時間ほどですぐに着いてしまいました。初日は高知空港から32番札所を経由して高知市内までの約30キロを歩く計画でしたので、まずは勝手知ったる空港内でお気に入りのうどんで腹ごしらえをしました。この空港には、遍路さんのための更衣室なるものがあるところを見ると私と同様なルートを歩こうとしている人がいるようです。空港を昼前には出発して、物部川沿いに海岸に出ました。海岸はほとんどは砂利でその上をひたすら歩きました。ほとんどビーチグラスを目にすることはありませんでしたが、たまに転がっていると歩いてきたかいがあったかなと拾い上げました。8kmほどを2時間半かけて32番札所禅師峰寺に到着しました。海岸を歩いたので予想外に時間がかかってしまいました。この寺は小高い山の上にあり、ここからは土佐湾を一望できます。明日向かう桂浜や青龍寺のある岬が遠くに見えます。ここで深呼吸を二、三回してから、山を下り高知に向かいました。ここから13キロほどを高知港に沿って歩きました。途中道に迷いながらも、暗くなる前にはホテルに到着出来て一安心しました。
 翌日は、はりまや橋から土佐電鉄の路面電車に乗り、終点の桟橋通五丁目までいきました。料金は200円です。ここから5キロほど歩いて33番札所雪蹊寺まで道を間違えながらも何とかたどりつきました。この寺は町中にあり、見過ごしそうになるほど地味な寺でした。この寺を後にここから24キロ歩きます。まずは桂浜に向かいました。ビーチグラスを探すためです。桂浜を歩いていると「波打ち際には近寄らないでください。」とのアナウンスが流れました。時折、高波が来ることがあると言ってました。桂浜の外れの方に歩いていきました。ここで見つけたたった一つの貴重なビーチグラスです。桂浜を後に黒潮ライン沿いの海岸をひたすら36番札所青龍寺を目指して歩きました。この海岸は砂あり砂利ありでビーチグラス生成条件はよさそうですが、海岸からすぐ深くなっているようですのでガラス破片が漂うには条件が悪いようです。行けども行けども海岸線です。途中、仁淀川という大きな川を渡るとここからは道路沿いの歩道を歩きました。かなりの距離を歩きましたが拾えたのはご覧のような僅かなビーチグラスのみでした。午後3時には青龍寺の入り口となる宇佐大橋に着きました。橋を歩いていると沢山の荷物を積んだ自転車が私を追い抜いていきました。見れば外国の若そうな女性でした。自転車遍路さんのようです。女性の一人旅とはなかなかやりおるわいと思いながら橋を渡りました。この橋からは今歩いてきた桂浜方面がよく見えました。この橋ができる前は宇佐から渡し船で青龍寺側に渡っていたそうです。橋を渡り終えると「右に曲がると青龍寺の山門につながる旧遍路道」の標識に従い、右に曲がり長い上り坂の遍路道を登って行きました。今までの経験からすると旧遍路道はいずれも険しい道が多いようです。まあどれくらい険しいのか試したくなるのです。途中、女性のお遍路さんとすれ違いました。一人旅のようです。こんな山道をよう独りでに歩くものだと思いながらどんどん登って行きました。やがて山道から普通の道に出てきました。遠くに寺らしき建物が見えてきました。寺の前は公園を作っているらしく重機が慌ただしく動いていました。山門につながる道の山側にが地蔵が安置されていてそれぞれ1番札所から始まる札所番号とともに地蔵が道沿いに安置されていました。この地蔵による八十八個所めぐりは山の頂上近く奥の院まで続いていました。さながら険しい自然の風景に溶け込んだアートのような感じもしました。山門をくぐるとご覧のような長い階段が本堂まで続きます。奥の院へは一度上がってまた戻らなければなりません。山門よこの道をまた昇って竹の道を経て、渓谷のような道をどんどん登って行きます。ところどころに例の地蔵が安置してあります。この辺までくると六十番、七十番代の札所番号のお地蔵さんになってきます。この渓谷を登り切れば奥の院となります。今日宿泊を予定しているのはこの近くにある国民宿舎です。奥の院まで行くと途中に大きな看板が出ていましたのですぐ到着することが出来ました。国民宿舎の入り口からは今歩いてきた桂浜から宇佐湾に至る黒潮ラインがよく見えました。ちょっと古いですが見晴しは最高のロケーションにあります。今日はここで宿泊です。
 翌日は歩道のない横浪黒潮ラインを20km歩いて須崎にたどりつきました。この道路は交通量が少ないので歩道がなくても問題ないのですが風景が単調ですので途中で飽きてしまいます。おまけに海岸は見下ろすばかりで下に降りることできませんでしたので残念でした。それでも五時間は歩きました。やがて須崎市内に入ってきました。ここは住友大阪セメントの城下町のようです。工場に隣接して大きなショッピングセンターやパチンコ店などが出来ていました。今日はここで宿泊です。気温が高いこともあり疲れました。
 
 ■ウォーキング++  温泉でリフレッシュ

WALKING++

Walking++月別歩行距離積算表

道後温泉
  このコーナーで紹介しているWALKING++は健康で天寿を全うするための健康法として「歩く(Walking)」、「伸ばす(Stretching)」、「再生する(Refreshing)」の3つの行動を総称したものです。健康の基本と考えられるウォーキングは、生活習慣病予防のためにちょっと早足で歩いてみるとか坂道を歩いてみるとかとにかく心臓に負荷をかける歩き方をする事を念頭に置いています。これは言うまでもなく心臓と循環器を鍛える事が目的です。このウォーキングで頭からつま先までの血管が活性化されます。その証拠にウォーキングすると真冬でも体が暖かくなりますが、これは心臓から送り出されたフレッシュな血液が全身に循環している証拠です。そして、ストレッチですが、これは腰痛、肩こりの防止と転倒などの生活上の事故防止のためです。使わない筋肉は退化して行きますからストレッチは大変有効です。最後のリフレッシュは、認知症予防を目的にしています。とくに心と脳のリフレッシュが期待できる旅行や温泉や手先を使う手芸などの実践です。その有効性は自分の体で実証実験を続けています。その効能のいくつかはすでにこのコーナーで紹介いたしました。また、長続きさせる方法の一つとして目に見える成果「月別歩行積算表」の作成を推奨しています。
 さて、今回はリフレッシュとしての「温泉」について取り上げます。その一例として、道後温泉での実話を紹介します。
 全国の温泉場を巡りながら自分の好みに合う温泉場を探しているのですがなかなか自分のイメージに合致するような場所をまだ見いだせていません。いつでしたか道後温泉に夏に訪れた時のことです。二泊三日の温泉三昧を終えて旅館をチェックアウトし、下り坂を下りてきて、人だかりがしているからくり時計前を通り過ぎて道後温泉駅前のバス停にやってきました。ここから空港行きのバスが出るのです。ベンチに腰掛て団扇をあおぎながらバスを待っていた時のことです。老婦人二人がやってきてベンチに座りました。ちょうど旅先で頂いた団扇が3、4枚ありましたので暑そうにしていた二人に差し上げました。聞けば一人が92歳、もう一人の方は88歳とのことでした。毎日、一人でバスに乗ってここまでやってきて、温泉に入っているのだそうです。「健康で長生きの秘訣は温泉じゃないかなあ」と語っていました。また、「自分でできることは自分でやること。」とも語っていました。確かに実年齢より若く見えたのは事実です。そんな話をしている間にバスがやってきて二人は去っていきました。参考までに道後温泉には観光客が訪れる道後温泉本館とその近くに、姉妹湯である「椿の湯」があります。こちらは公衆浴場ですので値段も手ごろで高齢者優遇料金なるものもあります。高齢者優遇料金で近隣の高齢者が毎日湯に入り、元気な高齢者になってもらえるならば松山市としてもこちらの方が安くつくものと思われます。
 余談ですが道後温泉の湯は肌にまとわりつくような特徴があり、温泉に入ったという感触を残してくれます。というわけでとても印象深い温泉です。来年は遍路で松山を通る予定ですので再びこの感触を楽しめそうです。
 

 



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