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 ビーチグラスの拾える海岸 
  高知県幡多郡黒潮町
  ビーチグラスを探しながら歩く遍路道編 パート6 「黒潮町」



 今回はくろしお中村線「海の王迎」から四万十川までを紹介します。 「海の王迎」はご覧のようにホームがあるだけの無人駅なので切符は車掌さんに渡して下車しました。静かな駅を後になだらかな坂を下って行くと海が見えてきました。さて、ここから海岸に沿って四万十川の河口までの16kmを歩きます。国道を横切り、海岸に降りて砂利の道を土佐西南大規模公園を目指して歩きました。砂利の海岸では、砂利に混ざってご覧のような大粒なビーチグラスが熱烈歓迎とばかりに出迎えてくれました。ここでは他にも数個手に入れることができました。出だしとしては上々の出来です。王無浜を過ぎて、土佐西南大規模公園エリアに入るとご覧のような広大な砂浜が永延と続いていました。彼方には足摺半島が見えています。遠浅の砂浜のようですので海水浴シーズンには賑わいそうですが、この日は水遊びができる天候なのですがほとんど人とすれ違うことはありませんでした。肝心なビーチグラスですが、歩いても歩いてもガラスの破片ばかりでビーチグラスはありませんでした。どうやらここはビーチグラスが生成されるような環境ではないようです。公園を過ぎると海岸沿いには歩けないので遍路標識に従い、高台の道をあるきました。南海トラフ地震の津波対策なのか、この辺りには新築の家が点在しておりました。途中、平野サーフビーチに行くために海岸に降りてみました。沖のほうでサーフィンをしているらしき人影を見ました。海岸で人を見るのは久しぶりのような気がします。海岸はご覧のような砂あり砂利ありという環境ですので質のよさそうなビーチグラスがありそうな気がしたのですが、持ち帰りたくなるようなものは発見できませんでした。再び高台に戻り、四万十川の河口まで歩きました。途中で「遍路渡し船利用の客は事前連絡ください。」と書かれた看板を目にしました。四万十川の河口には下田という場所があり、ここから対岸の足摺半島に渡ることができるようです。ただ現在は、歩き遍路でこのルートを通る人は滅多にいないのではないかと思います。ちなみに私は遍路らしき人とは誰とも会うことはありませんでした。河口からは四万十川の土手沿いに四万十川市のホテルまでの7kmを土手に咲く野草の花を見ながら歩きました。途中、夕暮れ迫る後川をくろしお鉄道の電車が通り過ぎて行きました。

黒潮町の海岸に打ち上げられたビーチグラス
     

 

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