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 ビーチグラスの拾える海岸 
  秋田県山本郡八峰町八森
  五能線沿線を歩く



 五所川原駅から約2時間半であきた白神駅に着きました。女性の改札員が切符を回収していましたが、降りたのは私一人では張合いがないのではと思いながら陸橋を渡り、大間越街道側に出ました。ここには温泉施設があるのですが、ここから約23キロの道程を徒歩で能代に向かいますのでゆっくりしていられません。国道から海岸沿いの道路に出て、海を見ながら能代に向かいました。午前中は日差しもあったのですが、だんだんと怪しげな雲が広がってきました。海岸沿いは断崖や護岸で海岸を歩けるところは少ないのですが、久しぶりの砂浜のある海岸に出てきました。八森の海岸です。砂利と砂が混じった海岸です。ここで久しぶりにビーチグラスを見つけました。砂利と砂でよく研磨された高品質のビーチグラスです。誰にも拾われる事もなく、長きに渡り放置されていたものと思われます。日本海に面したこの地域は、夏以外は訪れる人も少ないものと思います。この海岸を後に先を急がなければなりません。今にも雨が降ってきそうな天気となってきました。海岸から護岸の道に変わり、ただひたすら歩きました。やがて、ぽつぽつりと来たかと思いきや、ザアーと降ってきました。幸い、道路の向こうに泊台の休憩所が見えましたのでここで雨宿りです。能代までは17kmありますのでのんびりもしてられないのですが、雨がひどいのでここは待つしかありません。泊台の休憩所は断崖の上にあるので白神山地や自分が歩いて海岸がよく見えます。1時間ほどして雨は止みましたので再び海岸沿いの道を歩きました。かなり海岸を歩きましたが、ビーチグラスを見つけることはできませんでしたので、予定を変更して沢目駅から再び五能線に乗ることにしました。沢目駅は無人駅で駅にもホームにも誰もいませんでした。待つ事30分ほどで2両編成の電車がやってきました。沢目駅から能代駅までは20分かからない距離です。電車には学生が2、3人乗っているだけでした。

八森の海岸

     

 

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