2008.05.01

アトリエ星の井通信に戻る

通信 VOL2

目次
1.エジュケーショナル・アート
 ・「星の井マインドランプ作成」スペシャル アジサイを映す
 ・「星の井マインドランプ作成」コース予定 5月/6月
2.ビーチグラス
 ・グラス・ビーチ
3.環境保護
 ・ロットネスト島(オーストラリア)に見る環境保護 
4.鎌倉情報
 ・鎌倉 海の名物 カラスにトンビにカモメに海鵜
 ・今が旬 鎌倉に咲く今月の花 はまだいこん
5.今月のガーデニング
 ・屋内で楽しむチューリップ



稲村ガ崎 海浜公園

成就院

御霊神社
「星の井マインドランプ作成」スペシャル 
 アジサイを映す


鎌倉は四季折々、色々な花が人々を楽しませてくれます。中でも2月から4月までは、春の到来を告げるスイセンに始まり桜まで実に多彩な草花が一斉に花を咲かせます。そして、6月になるとアジサイの季節となります。
近年、このアジサイを観光の目玉にしようと競って色々な種類のアジサイが寺を中心に植えられるようになってきていますのでいたるところで楽しめます。

ここで紹介していますのは稲村ガ崎から御霊神社までの所要1時間半の散歩道で見かけるアジサイ達です。
江ノ島を背景に大株のアジサイの咲く稲村ガ崎から路地を経て、極楽寺切り通しに向うと小高い丘の上に成就院があります。ここは古い映画ですが時々テレビでリバイバル放映されていた映画「男はつらいよ・寅次郎あじさいの恋」のロケ地です。シーズンになれば今でも当時と変わらぬアジサイの参道が訪れる人々を楽しませてくれます。 一昨年に参道のアジサイは強く剪定されましたので昨年は寂しいアジサイでしたが今年は期待できそうです。ここから見えるアジサイと由比ガ浜のコンビネーションはロケ地に選ばれるだけの価値があります。
最後は御霊神社です。成就院の参道を降りて、「星の井」を過ぎると御霊神社入り口となります。鳥居の前を江ノ電が通るというユニークな神社です。線路に沿って多くのアジサイが植えられていますのでアジサイをバックに江ノ電を撮ろうと多くのカメラマンが集まる場所でもあります。
日ごとに色を変えていくアジサイの季節に「星の井マインドランプ作成」スペシャルコースを開催します。
K002 アジサイ・スペシャル 6月21日
鎌倉のアジサイを楽しみ、そしてアジサイをマインドランプに作り込むという楽しさを味わっていただけます。雨の季節ですが多くの方々に参加していただきたいと思っております。

      「かまくらアトリエ星の井」 管理人
                  鈴木 信夫


「星の井マインドランプ作成」コース予定
 5月/6月


コード コース名 開催日
K001 星の井マインドランプ作成
 基礎編
5/3,5/5,5/17,5/21
6/18,6/28
K002 星の井マインドランプ作成
 アート編
5/6,5/10,5/28
6/21(アジサイ)
K003 星の井マインドランプ作成
 写心編
5/24
6/25
H001 星の井マインドランプ作成で
鍛える3つの能力
5/31


Dogs on the beach

グラス・ビーチ

「ビーチグラス」と「グラス・ビーチ」、なにやら紛らわしいタイトルとなりましたが後者は地名です。世界には通称も含め「グラス・ビーチ」と呼ばれる海岸が何箇所かあります。
その一つがハワイのカウアイ島にあります。お馴染みのワイキキのあるオアフ島の隣の島です。ビーチグラス・コレクターの間では有名な場所です。その名の通り海岸がビーチグラスで敷き詰められているようなところです。その昔は、ゴミ捨て場であったために何十年かの歳月を経てガラス瓶などが細かく砕けビーチグラスとして今日、海岸の俗称になったものです。ただ、もともとゴミを捨てるような場所ですから風光明媚なビーチとは言えません。
もう一つ紹介します。
ハワイから米国本土に渡り、サンフランシスコから西海岸を約400キロ北上するとここにも「グラス・ビーチ」と呼ばれる場所があります。地名はFort Braggと言って小さな町です。この町の海岸が1940年の後半より20年間に渡りゴミ捨て場であったためにその残骸であるガラス瓶などがビーチグラスとして、海岸に多く打ち上げられています。
このようにビーチグラスが多く打ち上げられる場所は、沢山のゴミが捨てられる場所であるということです。


ロットネスト島(オーストラリア)に見る環境保護

西オーストラリア最大の都市パースの沖合に浮かぶ小さな島が今回のテーマです。 名はロットネスト島と言います。国際的なリゾート地ではありませんから初めて聞く名だなあと思われる人の方が多いと思います。 パースの隣町フリーマントルから高速艇に乗って約30分で到着します。 この島全体が海洋公園になっていて、入島料を徴収されます。ただし、運行している船会社が船賃に含めてチケットを販売しますので乗客は気がつきません。 都会からわずか30分の距離ですが、島に近づくにつれ海の色がクリスタル・ブルーに変わっていくのが分かります。 海が好きな人には非常に魅力的な島です。 ただし、都会の香りがないとどうも寂しいという方には不向きですと申し上げたいほどすばらしい自然以外には何もない島です。 この島の主たる交通機関は自転車と島内周遊バスだけです。 小さな島ですからこれで十分です。 島には2軒のホテルと公共ロッジがあります。この島に滞在する客の荷物は、下船時にホテルに届けられます。 道路はよく整備されており、この道路をレンタルサイクルでのんびりこいでいると自動車のいない道路がこんなに快適なものかと思います。 道路をトカゲがのんびり横切るのを見かけたりもします。自動車はめったに通りませんからトカゲも安心して横断できるわけです。 この島には信号というものはありません。 ここのビーチはどこも真っ白な砂でできていて、インド洋の青い海とのコントラストが美しい。 最後に、この島で出されるゴミはすべて集められ船でパースに運ばれるシステムとなっています。 また、必要とされる場所には必ずトイレとゴミ箱の配置されています。そして、 定期的に清掃車が巡回していますのいつもきれいになっています。 こんなところに入島料が使われているようです。
この島のように徹底して、環境保全に取り組んでいる公園は日本では見た事がありません。 利便性と経済性だけを追求していたのでは自然は守れないようです。



背景にある寺は材木座の
浄土宗大本山「光明寺」

潜水艦の潜望鏡のように頭を突き出して泳いでいるが海鵜です。カモメの集まるところに寄ってきます。
鎌倉 海の名物 カラスにトンビにカモメに海鵜

遠浅の鎌倉の海は魚の宝庫のようです。夕暮れ時に海岸を散歩しているとけっこう大きな魚がヒョンピョン飛び跳ねるのを目にしますし、夏には波打ち際までシラスがやってきます。シラス丼でお馴染みのシラスです。このシラスはカタクチイワシの稚魚だそうですからこの界隈にはイワシが相当いることになります。このイワシを狙ってかどうかはわかりませんがこの海がカモメや海鵜(ウミウ)の餌場となっています。
海鵜をご存じない人もいらっしゃるかと思いますが「長良川の鵜飼」に登場する鳥と言えばイメージが沸くでしょう。全身真っ黒で首が長い鳥です。飛び方がユニークで海面スレスレのところをバタバタと飛行していきます。昼間はもっぱら坂ノ下の消波ブロックに陣を張っているようです。秋から春まではこの場所にいますが夏はどこかに避暑に出かけるようです。興味のある方は夏以外に訪れればお目にかかれます。
あと目立つ鳥はカラスとトンビです。 カラスはゴミ箱の管理者ですし、トンビは鎌倉の制空権を握っています。 彼らは昼間は海岸にいて、夕方ごろに山に帰っていきます。彼らの食事は健康的なシーフードです。海岸に打ち上げられる魚の死骸や貝などを食べているようです。勿論、生ゴミが出される日にはゴミあさりもしています。
海岸ではトンビに注意を払う必要があります。海岸でうっかり弁当を広げようものなら音もなく飛んできたトンビにチャッカリ持って行かれてしまいます。彼らは弁当盗りのプロです。


今が旬 鎌倉に咲く今月の花
はまだいこん 由比ガ浜から七里ガ浜までの海岸沿いに生えています。白と紫のコントラストが美しい花です。


ミニチューリップの鉢植え


ビーチグラスを利用した「ウェットセンサー」です。花も楽しみビーチグラスの発色も楽しめます。
チューリップとマインドランプ

「ウェットセンサー」は湿った状態では半透明の美しいビーチグラスとなります。
■今月のガーデニング
 屋内で楽しむチューリップ



広大な公園に咲く沢山のチューリップもなかなか見ごたえのあるものですがテーブルにたった1本のチューリップを置いて楽しむのも、また違った味わいがあって楽しいものです。切花にしてしまうと2週間と持たないチューリップですが鉢植えにすれば約1ヶ月この状態で楽しめます。左のチューリップは庭に植えたミニチューリップをつぼみが出たところで鉢に移したものです。
鉢植えの草花を管理する上で、難しいのは水やりです。経験からして90%以上は水やりに失敗して枯らしてしまうことが多いと思います。そこで役立つのが弊社が6月から販売を開始する「ウェットセンサー」です。これはビーチグラスの特性を利用した商品ですが湿気に敏感に反応し、鉢の表面が濡れている間は写真のように美しい半透明のガラス玉となります。乾くと白っぽくなり透明感は消えます。これなら水やりに失敗することはないでしょう。
最後に、チューリップ1本じゃ寂しいという方は大き目の鉢に6から8個の球根を植え、つぼみが出るまで屋外に置いておき、つぼみが出たら屋内に取り込みます。これで結構長持ちします。また、屋外では気がつかなかったチューリップのほのかな香りを楽しむこともできます。
今年の秋にはチューリップの球根を買い込んで、来年の春を楽しみにするのも安上がりなストレス発散法です。
チューリップは植えておくだけで、ほとんど手がかからないので忙しい人には最適です。



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