2009.2.20

アトリエ星の井通信に戻る

通信 VOL12

目次
1.かまくらアトリエ星の井
 ・観葉植物で冬を快適に
 ・コース予定 2月/3月 
2.ベージングストーン
 ・フラワーアレンジメント「ブリュージュ」
3.テーブルガーデニング
 ・ムスカリの花
4.世界の花事情
 ・ケンウッドハウス(ロンドン)で緑を楽しむ
5.鎌倉情報
 ・鎌倉ワカメ
 ・今が旬 鎌倉に咲く今月の花 スイセン


かまくら アトリエ星の井

パキラ
■自然の加湿器で冬を快適に

 インフルエンザ・ウィルスは乾燥すると喜んで活動を活発させるとニュースは伝えておりましたが、この影響か家電ショップを訪れるとずらりと並んだ加湿器を目にします。部屋の湿度を上げるのに手っ取り早く文明の利器である加湿器を利用するのも良いが私はちょっと大き目の植木を置くことをお勧めします。植木は呼吸しながら水分を空気中に放出しますから葉の大きなものが最適です。写真の植木は気温に敏感なパキラです。冬は室内に置いておりますがこれが加湿に一役買ってくれています。スペースをとってちょっと邪魔な時もありますが下記の効用を考えればメリットの方が多いように思われます。
・湿度を一定に保つ
・暖房のしすぎの防止
・空気をクリーン
・部屋に潤いを与える
植木は手のかからない丈夫なものを選ぶことが長持ちさせるコツです。写真のパキラは購入してもう15年になります。

                 かまくら
                 アトリエ星の井
                 2009年2月
室温に敏感なシクラメンも暖房のしすぎに警告を発します

ビーチグラスで作る癒しの空間
テーブルガーデニング体験コース
■コース予定
 3月/4月


 テーブルガーデニング体験コースを開催いたします。ご興味のある方は奮って参加ください。

コード コース名 開催日
TGC01 ビーチグラスで作る癒しの空間 
テーブルガーデニング体験
3月21日
4月18日

 ビーチグラスとかわいらしいベビーサンローズの両方を楽しむ事ができます。
ビーチグラスで作る癒しの空間
テーブルガーデニング四季

 テーブルガーデニングの通信講座を開始いたしました。ご興味のある方は奮って参加ください。

コード コース名 開催日
DTGC01 ビーチグラスで作る癒しの空間 
テーブルガーデニング四季
通信講座

 1年を通してビーチグラスと4種類の植物の両方を楽しむ事ができます。

ベージングストーン

庭に咲いた「つる日日草」をワイングラスにアレンジ


スイセンの花のほのかな香りを室内で楽しむ
フラワーアレンジメント「ブリュージュ」

■フラワーアレンジメント「ブリュージュ」

 ビーチグラスの新たな楽しみ方を紹介します。
 ビーチグラスとウォーターパールを使用するフラワーアレンジ方法「ブリュージュ」です。「ブリュージュ」はベルギーの古都「Brugge」名をいただいております。
 ブリュージュはビーチグラスとウォーターパールを使うだけの単純なフラワーアレンジメント方法ですが、かなりパワフルな能力を発揮します。
 安定感のあるダイニンググラスにビーチグラスを配置し、活けたい花を挿してウォーターパールと水を流し込めば完成です。花の茎はビーチグラスでカバーすると外からは見えなくなると同時に、茎を固定し花が傾くのを防いでくれます。
 このブリュージュは水中のビーチグラスも楽しめて、花も楽しめると言う一石二鳥を狙ったフラワーアレンジメント方法です。
 良質なビーチグラスを大量に集めるのは困難ですので、このブリュージュなら少ないビーチグラスでお楽しみいただけます。
また、ビーチグラスのアレンジと花のアレンジは、あなたのアイディア次第で色々な楽しみ方ができます。
 例えば、香りのある花をグラスに浮かべるという方法もあります。こうするとずいぶんとオシャレな感じになります。

  
踊るビーチグラス」に浮かべたスイセンの花

テーブルガーデニング

植え付けた順番に花を咲かせます

これから1ヶ月間は咲いててくれます
ムスカリの花

 「かまくら アトリエ星の井通信 Vol.10」で紹介したムスカリが予想より1ヶ月早く咲き始めました。植え付けしてから2ヶ月という短かさです。露地植えのムスカリは、まだ蕾も小さく3月にならないと咲きそうにありません。これぞテーブルガーデニングの妙味といったところです。
このムスカリはオフィス環境で育っていますので昼間は暖房が入り暖かく、暖房の入らない夜間は10度以下になっているはずです。水は10日に1度与えるのみで、それ以外には何もしなくてもかまいません。勿論、肥料は不要です。球根類は球根に十分栄養を蓄えていますので余計なものはいらないわけです。ビーチグラスの特性である適度な湿度と乾燥具合の維持能力が地中海沿岸原産のムスカリにはよく合うようです。
花屋で売られているものを飾るのと違い、その環境のもとで育ってきていますので花も長持ちします。
小さなムスカリを庭で遠目で見るのと違い、テーブルで間近に見るのも楽しいものです。
ムスカリ
2月は暖かな日が続いたのでムスカリが元気よく成長しています。

世界の花事情

ケンウッドハウスの庭園

ケンウッドハウス
ケンウッドハウス(ロンドン)で緑を楽しむ

 ロンドン中心部から地下鉄とバスを利用してケンウッドハウスにやってきました。所要1時間足らずですが、ここがロンドン市内かと思わせる緑豊かな場所です。
 ここは日本人には余り馴染みの無い場所でしたが、最近の日本での画家フェルメールの評判の高揚により、フェルメールの絵の置いてある美術館として知られるなった場所です。当地ではフェルメールの評価は300年前とそんなには変わったとも思われませんが少なくとも人だかりがすることはありません。
さて、絵画はさておいてこのケンウッドハウスの素晴らしさは、よく手入れされた広大な庭園にあります。訪れた時期が1月末でしたが、芝生はきれいな緑に覆われておりました。この庭園を乳母車を押しながら散歩する人やジョギングする人と時々すれ違う程度で静かなことこの上ない場所です。この庭園は、10年前に作られた映画「ノッティングヒルの恋人」の中で、ジュリア・ロバーツの撮影風景で使われていたことを思い出します。
ケンウッドハウスはEnglish Heritage(英国文化遺産)に指定されていて、誰でも無料で入場することができます。勿論、犬の同伴も可能です。このケンウッドハウスにはカフェが併設されており、お茶を楽しむ老人の姿もちらほら見かけました。新緑の芽吹く季節にまた訪れたいと思った次第です。

 

鎌倉情報

ワカメを水揚げする漁師

ワカメの天日干し
鎌倉ワカメ

鎌倉の春の風物詩の一つにワカメがあります。毎年、2月になると由比ガ浜から七里ガ浜にかけて、ワカメの水揚げ風景を目にする事ができます。昨年の秋に蒔かれたタネから育ったワカメの収穫シーズンというわけです。早朝、刈り取られたワカメは砂浜で選別され、その場で茹で上げられます。茶色いワカメは湯に入れた瞬間に鮮やかな緑色に変色します。このワカメは3日間ほど天日干しされた後、「鎌倉ワカメ」として市内の乾物屋に出荷されます。生ワカメを置いている魚屋もあります。
海が荒れた翌日には、大量の海草が海岸を覆いますがこの中にワカメが混ざっていますのでワカメ好きの地元民やサーファーが一生懸命拾い集めています。このワカメは、茹でるだけですぐに食べられますので、海からの春の贈り物ということになります。

今が旬 鎌倉に咲く今月の花
スイセンの花 ほぼ満開となった常栄寺(ぼたもち寺)のスイセン

風の無い日には辺りに香水のようなスイセンのほのかな香りが漂います。



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