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 ビーチグラス研究所 ビーチグラスの魅力を研究

 ビーチグラスという素材に着目し、その特性と魅力によりストレスを楽しくコントロールする方法や脳に刺激を与え、心に感動を与えるような健全な老化に役立つプログラムの研究開発をしています。

■ビーチグラスとは

ビーチグラスの元の姿は瓶などのガラス製品です。 海に捨てられたガラス製品が割れて、岩を転がりながら鋭い角は柔らかい形になっていきます。 そして、これらは潮の流れに沿って砂地の海底で擦られることにより、表面はすりガラスのようになり、形状は丸みを帯びた形へと変化していきます。 こうして、美しいビーチグラスは出来上がります。 海は、CO2を出さないエネルギーで危険なゴミを宝石に変えたことになります。
こうなるのに要する年月は、環境に大きく左右されますがだいたい10年から15年はかかると言われます。 愛好家の間で取引されるような宝石レベルとなると50年とか100年という長い歳月をかけて海で揉まれたようなものです。
世界のビーチに打ち上げられるこれら宝石は、詩的に「人魚の涙(Mermaids Tears)」と呼ばれたりします。 また、ビーチグラス(beach glass)はシーグラス(sea glass)とも呼ばれますが同じものです。

 
■ビーチグラスの2つの顔
 
ビーチグラスは、濡れた時と乾いた時ではまったく異なる表情を見せます。  
○濡れた時
 ビーチグラスの表面は無数の凹凸で覆われていますが、濡れると凹凸は水で塞がれ、しっとりとしたガラス玉となります。
○乾いた時
乾くと表面の凹凸がはっきりし、石英が顔を覗かせ白く粉を吹いたようなガラス玉となります。石のようにも見えます。
 
 海岸で拾った時は美しい色をしていたのに、家に持ち帰ったら石のようになっていてがっかりした人も多いのではないでしょうか。

 
■ビーチグラスの色

 ビーチグラスの色は過去に作られ海中投棄された主には瓶の色に依存します。
よく目にする茶色はもとはビール瓶です。水色はコーラ瓶、白は多くの製品で使われていますから特定はできませんが厚手のものは牛乳瓶かもしれません。 その他によく目にする色は、黄緑色、緑色、青色です。まれに黄色、紫色を見かけることがあります。


 ○珍しい色

  めったにお目にかかりませんがピンクや赤色のビーチグラスが海岸に打ち上げられることもあります。
  こういう色で無傷であればジュエリーとして使用できます。
  海外の海岸では珍しい色のビーチグラスを目にすることがあります。



  北海道・函館の海岸で採取した赤いビーチグラスです。湘南では見かけたことのない色のビーチグラスです。



■ビーチグラスの形状

ビーチグラスの形状は、海中投棄された瓶などのガラス製品の形状と投棄されてからどのくらいの年月を経ているかにより、様々な形状をしています。 高齢のビーチグラスは丸みを帯びていますし、若いビーチグラスはまだ角があります。
また、岩、ジャリ、砂など海岸の特徴にも左右されます。


湘南海岸で採取したビーチグラス

地中海に浮かぶコルシカ島で採取したビーチグラス

 ○珍しい形状
  こんな形状のビーチグラスが海岸に打ち上げられることもあります。2枚のガラスが接着されたツートンカラーのビーチグラスです。
  



■ビーチグラスはどこで拾えるか

ビーチグラスは、「ビーチグラスとは」で紹介した条件が揃う海岸であれば、世界中どこでも海岸に打ち上げられている可能性があります。また、ビーチグラスと言っても「ビーチグラスの形状」で紹介したようにビーチグラスの年齢や育った海岸の特性により、様々なビーチグラスが存在します。ジュエリーの材料になるものもあるし、首をかしげたくなるものもあります。
米国・ハワイのワイキキや米国・フロリダのようによく管理された海岸では、ビーチグラスを探すことは困難です。過去に資源ごみ捨て場だった場所とかマナーのよくない観光客が集まるような海や海岸では、今でもビーチグラスがよく打ち上げられます。
日本ですと当アトリエのある湘南海岸から三浦半島にかけてはビーチグラスが打ち上げられます。
その他の海岸でも打ち上げられていると思われますが定かではありません。

■ビーチグラスの需要と供給

ビーチグラスの供給を考える時、ビン類がガラスからペットボトルに代わり、そして、資源のリサイクルが進むようになってきた現在は、海岸に打ち上げられるビーチグラスの絶対量は減少しているものと思われます。しかし、過去に海中に投棄してきたガラス製品の量は膨大ですので当分の間は海岸にビーチグラスは打ち上げられると想定されます。次に需要ですがいくら海岸にビーチグラスが打ち上げられてもその海岸の近郊に多くのビーチグラス収集家がいれば、たまに訪れた人の目に止まることはめったにありません。というわけで都市部の海岸より田舎の海岸のほうがビーチグラスを拾える可能性は高そうです。


地中海に面したフランス・ニースの海岸は沢山のビーチグラスが打ち上げられいました。拾う人もなく、拾い始めればすぐビニール袋が一杯になります。砂利の海岸であるニースではごつごつとしたビーチグラスが採取できます。



■高品質なビーチグラスが採取可能な場所

 高品質なビーチグラスとはジュエリーに使えるビーチグラスの事です。高品質なビーチグラスが生成される地理的な条件は次の通りです。
 ・沖に岩礁があること
 ・海岸が砂浜であること
 ・海岸近郊に多くの人が居住していること
 この条件を満足する海岸では、表面が滑らかに擦りガラス状になった丸みを帯びたビーチグラスを採取できる可能性が高いようです。


■ビー球もビーチグラスに変身

 波の力がいかにすごいかは写真のビー球でわかります。元の姿は海に捨てられたビー球かまたはラムネの瓶に入っていたガラス玉かはわかりませんが、ずいぶん研磨されだいぶ小さくなっています。丸いガラスは海底をころがりなが小さくなっていきますが丸い形そのものは変化しないようです。
擦りガラス状のビー球も水に漬ければきれいに発色します。


■ビーチグラスの吸水性

 長い年月を経てよく研磨されたビーチグラスには、高い吸水性があります。湿度の高い日には、空気中の水分を吸収して濡れたように発色します。写真のビーチグラスは湿度85%で濡れたようになりました。
また、ビーチグラスは握り締めているだけで、手のひらの汗を吸収して発色します。

 
■ビーチグラスを手軽に楽しむ 

 ビーチグラスを手軽に楽しむ方法としてグラスに水を入れ、その中にビーチグラスを沈めて楽しむ事をお勧めします。こうするとご覧のようにビーチグラスの美しさを最大限引き出すことができます。
 
■水中のビーチグラス 

ビーチグラスを水の中に沈め、ライトを当てるとご覧のように寒天のように見えます。使っているビーチグラスの色は白色、黄緑色、水色、青色の4色ですが水中では優雅な色合いを見せます。

ライトアップしたビーチグラス
  
■光るビーチグラス

 ビーチグラスに光を当てるとなんとも優しい光を放ちます。ビーチグラスの表面にある凹凸が光を乱反射せるためです。昼間見るビーチグラスとはまったく違う顔を見せてくれます。

 
■魅惑のビーチグラスジュエリー

 海岸に数多く打ち上げられるビーチグラスの中には、宝飾品にしたくなるようなものもあります。 一つ一つがユニークで滑らかな形状となっていますので、市販の宝飾用の石とはちょっと趣の異なる宝飾品やアクセサリーを作る事ができます。
 アトリエ星の井では、ビーチグラスを簡単にビーチグラスジュエリーに作り上げることのできる機能とデザインが一体となった装飾技法である 「ルーズアンドファン・ラッピング・テクノロジーアンドデザイン(Loose and Fun Wrapping Technology and Design)」を開発しました。

 
 
装飾技法 「ルーズアンドファン・ラッピング・テクノロジーアンドデザイン(Loose and Fun Wrapping Technology and Design)」を使用したビーチグラスジュエリー

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