2013.7.1 かまくらアトリエ星の井 | ||||||||||
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かまくらアトリエ星の井 |
北海道 支笏湖 恵庭岳のふもと 北海道 支笏湖 周りの山には雪が |
■北海道で楽しむビーチグラス 梅雨の季節は梅雨のない北海道がよいのではないかと思い支笏湖にやってきました。最近は鎌倉では節約に努め、なるべくお金は大都市圏以外で使うようにしています。大都市圏とそれ以外の地域の経済格差はあまりにもひどい状況にあるように見受けられるからです。というわけで私ができることはどうせ使うなら地方で使う事くらいしかないかなと思い毎月のように地方に出かけています。 千歳空港からバスに揺られて50分で支笏湖畔に着きました。鎌倉からはドアツウドアで4時間くらいかかりました。今回のツアーの目的はビーチグラス探しと温泉です。ビーチグラスと温泉の関係はと問われればどちらも癒し系と答えます。そういえばビーチグラスは、またの名をSEAGLASSともいいますが私はビーチグラスで統一しています。というのもビーチグラスは海にあるとは限らないからです。米国なら五大湖、日本なら琵琶湖で手にいれることができます。ですからひょっとして支笏湖にもと思ったのですがこちらは国立公園ですから管理状態が良いようですちょっと難しそうです。温泉の方は一昨年より「LiveTo100」プログラムの一環として「健康に生きるために心臓を鍛える」というテーマで温泉の活用を研究しています。 さて、国立公園である支笏湖には案の定、ビーチグラスはありませんでしたがここにはすばらしい自然とすばらしい温泉がありました。今回は温泉については触れませんが支笏湖の湖の青さがとても印象に残りましたのでここに掲載しました。木々の新緑と湖の青はとても画像では表現できませんでした。興味のある方はぜひ出かけて見てください。自然しかないところですが鎌倉のような観光地では味わえない経験ができます。久しぶりに忘れていた「感動」というものを味わいました。こころが湖の青に染まり、体が温泉の緑に染まるという大変貴重な経験ができました。おまけに午前4時前の日出まで経験できました。さすが北海道です。鎌倉のちまちました世界がとても小さく滑稽にも思えた支笏湖でした。このあと太平洋岸に出てビーチグラス拾いをしたのですがその話はまた次回にしましょう。 かまくらアトリエ星の井 2013年6月30日 |
北海道 支笏湖 | |
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■コース及びイベント紹介 | |
○鎌倉コース | |
秋季コースの募集を開始します。 |
マインドランプを作る | |||||||||||||||||||||
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半完成品をベースにランプ作りを体験していただきますので、どなたでも参加いただけます。 |
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○通信講座 | |||||||||||||||||||||
下記のホームページを使った通信講座コースが使用可能となりました。 |
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ビーチグラスをワイヤーを使用して簡単にペンダントに仕上げる方法を学ぶコースです。 |
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○イベント予定 | |||||||||||||||||||||
下記イベントの参加者を募集します。 |
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キャンドルランプ | |||||||||||||||||||||
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星の井マインドランプのファミリーランプとしてローソクを光源とするキャンドルランプを作りました。このキャンドルランプは最大径が13センチとかなり大きな本格的なキャンドルランプです。クリスマスシーズンでの使用を前提に6枚の白いビーチグラスを「雪の花」風に仕立てました。このようにして「雪の花」が舞い落ちる風景をキャンドルランプに表現しました。 このランプは9月21日開催の「ビーチグラスで作るキャンドルランプ」コースで作成体験していただけます。 |
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ビーチグラスアート |
■星の井マインドランプにアジサイが咲いた 6月に新しい星の井マインドランプを作成しました。アジサイの季節に合わせてアジサイの花をランプ一杯に咲かせてみました。 |
キャンドルランプとビーチグラスランプ |
■今月のベストビーチグラスジュエリー 四国の遍路道沿いの海岸で見つけました。 |
海岸に漂着したビーチグラスはご覧のようにビーチグラスの形状を生かしながらワイヤリングしてペンダントに仕立ていきます。 |
今月のベストビーチグラスジュエリー |
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鎌倉情報 |
巨福呂坂「こぶくろざか」から円応寺へ 円応寺 建長寺前の海抜 |
■閻魔大王も津波には勝てず 昨日久しぶりに長谷の豆腐屋さんに行ってきました。アジサイの季節ですので長谷駅界隈は観光客でごった返しておりました。豆腐屋さんにも豆乳を買う人が5人ほど並んでいました。5人も豆腐屋に並ぶのは大変な出来事です。彼女たちの話を聞いていたら彼女たちは長谷駅を出るとすぐにアジサイの花咲く小道があると信じ込んでいたようでこの混雑と寺以外にはまとまって咲くアジサイ通りは存在しないことにイメージが狂ったとボヤイテおりました。テレビが伝える虚像にまんまとダマサレタわけです。わざわざのお出かけご苦労様と思いながら帰ってきました。 さて、長谷と言えば歴史的に何回かの大津波が押し寄せた場所として有名ですが、被害を受けたのは大仏様だけではなかったようです。かつて大仏の向い側に閻魔大王が祭られている円応寺があり、津波の被害を受けて材木座に引っ越したそうです。ところがよほど運の悪い閻魔様と見えて、ここでも津波の被害に会ってしまったそうです。引っ越した場所が悪かったといえばそれまでですが、長谷の海側の海抜は4,5メートルで材木座の海側は7メートルですから多少は材木座の方が高いのですが津波は10メートル以上のものが押し寄せたといいますから一たまりもありません。ちなみに10メートルの津波が押し寄せると鶴岡八幡宮の3の鳥居のところまで水がくることになります。鎌倉駅周辺は昔は湿地帯で異常に海抜が低いので津波が来たら被害が出そうな場所ではないかと思います。さて、話を元に戻して、材木座で津波に飲み込まれた閻魔大王は後に現在の場所、建長寺前に安住の地を得ることになります。ここなら海抜50メートルはありますから崖崩れでも起きない限りは安心していられるのではないかと思います。 閻魔さんもといたらしい場所は現在は住宅地になっています。3.11大地震以降、海岸沿いは売家や空き地が目立っておりましたが、喉もと過ぎたのか再び、ぽつりぽつりと空き地に家が建ち始めています。閻魔さんのようにならなけばればいいなと思うのですが。 |
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今が旬 鎌倉に咲く今月の花 |
アジサイ 鎌倉 宝戒寺 | 今年のアジサイは美しくよく咲きました。 |
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こころとからだの健康 |
■ビーチグラスを探して歩く四国遍路道 パート2 薬王寺への道 |
四国八十八ヶ所 遍路道中図 徳島県 田井ノ浜 徳島県 木岐 徳島県 えびす浜 徳島県 日和佐の海岸 徳島県 日和佐 薬王寺 23番札所 |
前回は羽田空港→徳島空港→徒歩→霊山寺→極楽寺→電車→徳島駅まで紹介しました。今回はいよいよ海岸沿いの遍路道を歩きます。今日のコースは徳島駅→電車→由岐駅→徒歩→日和佐→薬王寺(23番札所)です。徒歩区間は約14kmで出だしとしては手ごろな距離としました。ではスタートです。 早起きして徳島駅に徒歩で向かいました。朝食は駅周辺のカフェを当てにしていたが開いている店はなく、駅の自動販売機でお茶を買うしかありませんでした。6時50分発の海部行きの電車に乗り由岐駅で降りました。所要1時間20分のローカル電車の旅でした。電車は2両編成で利用者は高校生らしき学生がほとんどでした。遍路道はここ由岐から海岸沿いの道になりますのでここで下車したわけです。駅の小さな売店でパンとお茶を買って、いざ出発です。駅で手に入れたパンフレットを片手に田井ノ浜まで足慣らしの1キロを歩きました。ここで遅い朝食です。海水浴シーズンは賑わいそうな広々とした海岸です。今日は私一人の貸切状態でした。海は水はきれいでハワイにも負けないような風景が目に飛び込んできます。鎌倉で薄汚れた海岸を見慣れているせいか日本にもこういうところがあるのかと思わせる水、砂浜、山でした。ここを端から端までビーチグラスが打ち上げられていないかどうかチェックしました。ごくわずかですが見つけることができました。次は田井ノ浜を後に木岐の海岸まで2kmの徒歩です。舗装された県道に沿って歩くだけでは面白くないのでなるべく海の見える旧道を歩いてみました。木岐の海岸では石に混ざってご覧のようなビーチグラスが打ち上げられていました。海岸歩きには多少のリスクがあって時として、海岸の先に道がないということもあります。こんなときは来た道をまた戻らなければなりません。こればかりは地図では見極めができませんので出たとこ勝負となります。木岐からえびす浜までの7kmは山道を歩きます。県道に沿って林間の道を歩きました。7km歩いて人間に出会うことはありませんでした。途中、遍路道指導標に従って県道から遍路道に入り、一気に山を駆け下りました。えびす浜までは人家はほとんどないのですが山から降りたところに社宅風の平屋が立ち並んでいました。正面に回ると老人ホームと書かれていました。環境は申し分ないのですが町までは遠く離れた野中の一軒家です。老人ホームを過ぎると目の前にご覧のような広々とした海岸が広がります。ここがえびす浜海水浴場です。大きな駐車場があるのですが店はすべてシャッターが降りていました。夏には人でいっぱいになりそうな海岸です。えびす浜は深い入り江に開けた砂浜のある海岸です。この海岸をビーチグラスを探しながら歩きましたが残念ながら見つけることはできませんでした。海岸から県道に出て、一路、本日の目的地である薬王寺に向かいました。ここから薬王寺までは4kmの道のりです。えびす浜を過ぎると海を見ながら険しい崖沿いの道を日和佐の海岸を目指して歩きます。ここからは真っ青な太平洋がよく見えます。ここまでお茶だけを飲みながら歩いてきましたのでそろそろコーヒーが飲みたくなりました。そんな折、崖の上に建つ白いお洒落そうなホテルが見えてきました。ここならコーヒーが飲めるに違いないと思い入ったところ、残念ながらカフェーは閉鎖されていました。もっとも人が歩いていなし車もめったには通りませんから営業してないわけです。コーヒーは日和佐の町に着くまでお預けとなりました。気をとりなおして再び日和佐の町に向かって歩きました。断崖の上の道路ですのでご覧のように日和佐の海岸が遠くまでよく見えます。道路から海岸に降りる道はなく、国民宿舎「うみがめ荘」近くまで行かないと海岸には降りられませんでした。この海岸はうみがめが現れる海岸として大浜公園となっておりました。ここはよく管理された海岸でゴミはまったく見かけることはありませんでした。勿論、ビーチグラスもありませんでした。この海岸の奥に日和佐の町が広がっています。この町を歩くと50年前くらいの鎌倉にタイムスリップしたかのような錯覚に陥りました。まず現れたのは大そう立派な参道を持つ八幡宮です。町並みは路地沿いに肩を寄せ合うように家が立ち並んでいました。鎌倉もここに見られるような町並みを維持できていれば世界遺産も夢ではなかったかもしれませんが、現在のように市街地化されていてはどこが鎌倉時代の世界遺産なのかユネスコも困ってしまったわけです。この日和佐の土地は鎌倉に似た地形ですので電信柱には鎌倉ではお馴染みの青い海抜表示板が貼ってありました。この町も津波の脅威があることがわかります。部外者としては津波が来たらどこへ逃げればよいのかとつい考えてしまいます。 古い町並みを抜けると日和佐川の遠くに薬王寺が見えてきました。やあ遠かったの一言です。川を渡ると薬王寺に通じる参道となります。一時代昔ならお土産店が軒を連ねていたのではないかと思われますが、現在は観光客向けの店舗はほとんどありませんでした。そういえば昨日行った一番札所といえどもその参道は寂しい限りでした。聞けば最近は多くのお遍路さんが車で回るので参道を通る人が少なくなったということでした。 寂しい参道を抜けて薬王寺に到着です。今日はこの町で宿泊ですので日和佐の町が一望できるこの寺でのんびりしました。明日は20キロ以上歩く予定ですので早めに骨休めです。次回に続く。 |
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