日本を歩く、世界を歩く、歩いて体と心の健康を維持 VOL8 |
目次 |
1.New Life Style Walking++
・春は沖縄のCoralReefWalking
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2.2017年3月の予定
・CoralReefWalking++
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3.地図を持たない旅シリーズ
バーチャルリアリティー旅行 JiBaGO
・俵山温泉を歩く
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1.New Life Style Walking++ |
別府 OnsenWalking++
沖縄 CoralReefWalking++
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■春は沖縄のCoralReefWalking
今年Walking++の開催を予定している場所の2017年元旦の気温はこんな感じでした。
場所 最高/最低
鎌倉 13度/4度
大分 14度/1度
沖縄 22度/18度
出雲 12度/6度
網走 0度/-8度
津軽 4度/-3度
ハワイ 25度/15度
北海道を除けば温暖な正月だったようです。
さて、短期間でもいいから「季節ごとに違う環境で暮らしてみたい」という願望の実現を標榜するWalking++プログラムの2017年冬版であるOnsenWalkingは終了しました。続いて、3月には2017年春版として沖縄でCoralReefWalking++を開催します。
昨年訪れた際にはこんな元気な女性の高齢者と遭遇しました。場所は名護のバスターミナルだったのですが、たった一人で名護に滞在しているらしく、ここを基点にこの界隈をバスで観光しているようでした。バスターミナルの案内所で国頭村まで行ってその日のうちに戻ってこれるかと尋ねていました。最後に一言、「沖縄の人は皆親切で助かります。」と言ってました。こう言われたら親切にせざる得ないだろうなあ。この高齢者は旅行会社のツアーではなく、一人旅を通して好奇心をブラッシュアップしているのではないかと思った次第です。
Walking++事務局
星乃井次郎
2017年2月1日
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2.2017年3月の予定 |
開催年月 |
Joeclub Resort |
内容 |
2017
3月 |
CoralReefWalking++
沖縄
14日間
感動の海 |
タラソテラピー |
○ |
湯治 |
○ |
仮想現実 |
○ |
アート |
○ |
食療法 |
○ |
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沖縄
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■CoralReefWalking++
3月は沖縄でWalking++を開催します。3月の沖縄は意外と寒く、トロピカルな雰囲気を求めて訪れるとちょっとびっくりするかもしれません。Walking++にとっては寒いくらいで歩くにはちょうどいい季節です。来年のプログラムは特に海の美しい海岸を歩くプログラムにしました。
ところで、Walking++の主目的ではありませんが、本土は花粉が飛び散るころですので花粉症対策として沖縄に滞在することは意味があります。経験的に1日経てば花粉症の症状は出なくなりました。
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■俵山温泉を歩く |
俵山温泉入口付近
県道34号線で見つけた赤間関街道看板
赤間関街道
赤間関街道
湯本温泉
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地図を持たない旅シリーズです。記憶力を改善させようとするバーチャルリアリティー旅行の山陰編です。バーチャルリアリティー旅行とは仮想の体験と現実の体験を融合させた旅行です。この旅行では地図は持参しません。出かける前日に翌日に歩くルートをGoogle
Mapのストリートビューを使用して仮想体験します。2度繰り返せば、よほど複雑なルートでなければ大方頭に入ってしまいます。映像効果の大きいことを認識させられます。翌日はこの頭の情報に従って、地図もスマホも見ずに実際の道を歩くわけです。これは一種のゲームのようなもので、なかなか楽しい旅行となります。実際に訪れると何か懐かしさを覚えたりすることもあるし、時には人に尋ねながらの旅になってしまうこともたまにはあります。
今回は山陰にやって来ました。2週間かけて出雲空港から山口宇部空港までを旅しました。
2週間に渡る山陰の旅も今回で終了です。今回紹介するのは俵山温泉から長門湯本までの約12kmの旅を紹介します。前回に続いて本格的な山道です。
山里にある俵山温泉の朝は遅い。7時になってもまだ辺りは薄暗いような感じです。「朝食です。」と言って、おばさんが朝食を運んできた。部屋の片隅で朝食を済ませた後、髭剃りと歯磨きを兼ねて白猿の湯に出かけた。
昨日は730円支払ったような気がしたが、朝は530円と入湯料が安くなっていた。この湯は長湯できる温度設定なので、つい長居をしてしまうのですが、今日は長門湯本に向かうので1時間半で出た。旅館に戻り、荷物をまとめて出発した。昨日はネットが使用できなかったので観光用の地図を見ながら長門湯本に向かった。小学校の前に沢山の等身大の子供の人形が置いてあった。その横の中学校は閉校の垂れ幕が掛けられていた。昔の賑わいを小学校に期待する人形なのだろうか。なんか寂しさを感じながら俵山地区を後にした。長門市街に向かう県道34号線を歩いた。道路沿いにポツリポツリと家屋が建っていた。どういうわけかどの家もオレンジ色のような瓦を使っている。この辺りで見られる赤土を使っているのだろうか。この道路には路線バスが走っているようだ。行先は青海島と表示されている。反対側から来たバスの行先は俵山温泉となっていた。ということはこの路線バスに乗れば湯本に行けそうだ。でも乗らない。距離が短いので歩く事にした。そのうちに歩道がなくなった。歩道がないと車を気にしながら歩かないといけないので疲れる。横を見ると川の反対側に生活道路らしき狭い道路があるのが見えたのでそちらを歩く事にした。川沿いの道なので道路の歩道よりこちらの方が静かでいい。段々と山深くなってくるとついにこの側道も終わりとなった。ここからは道路を歩く事になった。道が段々と狭くなってきて、なんか嫌な感じになってきたころにいいものがありました。手作り風の看板が目に止まった。「赤間関街道」の下に旧街道出入口とある。危なそうな道路を歩くより、山道の方が安全そうなので階段を上がり、山道に入った。いきなり石につまずきあわや転倒するところでした。山道ですが割れた岩石のかけらがゴロゴロしているような道です。雨で道が流出したようなところもあり、注意して歩かないと谷底に落ちるのではないかと思われるところもあった。道標は木に巻き付けられたピンク色の紐です。これを目印に歩く。歩きにくいところにはロープが張ってあり、このロープに捕まって降りたところもあった。見下ろすとかなり下の方に川が流れているのが見えた。結局、最初に歩いていたところが一番危なそうなところで、後はスムーズに歩けた。途中に猿と鹿とウサギの絵がありましたので運が良ければ、遭遇することもあるらしい。途中に小さな滝があった。この旧街道をどんどん下って行くと、県道34号線に合流し、やがて湯本温泉の大きな看板が見えた。どうやら目的地は近いらしい。
下り坂なのでスタスタ歩いて大寧寺(たいねいじ)までやって来た。ここまで来れば宿舎はすぐ先にあるはずですので、大寧寺を見物することにした。この寺は大寺院で広い境内には色々なものがあったが、鎌倉に縁のある関東の武将、上杉憲実(うえすぎのりざね)の墓がここにあった。
この人物は早々に家督を息子に譲り、全国を旅しながら儒教の勉強をしていたといわれている。言ってみれば元祖Walking++ JiBaGOみたいなものである。そんな事を考えながら湯本温泉の宿舎に入った。チェックインの時間には早すぎたがとりあえず思い荷物を下ろすためにチェックインした。どこから来たのかと問われたので俵山温泉から歩いてやって来たと伝えるとあの道を歩く人はいないと言われました。確かに道路に歩道はありませんでしたので危険な事は危険な道です。ただ、途中から旧道を通りましたからそんなには危険を感じる場面はなかったのが現実です。チェックインを済ませ、とりあえず大浴場に行った。ちょっと熱めですが大きな風呂でのんびりできました。この温泉で2週間に渡る山陰の旅も終わりです。この間、色々なことがありましたが、終わってみればあっと言う間の出来事だったような気がします。Walking++
JiBaGOは楽しいが実感です。さて、次はどこに出かけようか。
次回は別府から宮崎までの旅を紹介します。
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Joeclub Healthy Program Walking++ |
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Walking++は高齢者にとって若さの源泉です |