2016.11.1 Joeclub Healthy Program Walking++

50歳過ぎたら健康はすべてに優先する
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                      日本を歩く、世界を歩く、歩いて体と心の健康を維持 VOL5
目次
 1.New Life Style Walking++
   ・温泉で健康長寿を狙うWalking++
  
 2.2017年3月の予定
   ・CoralReefWalking++
  
 3.地図を持たない旅シリーズ
   バーチャルリアリティー旅行 JiBaGO
   ・萩から長門
  

 
1.New Life Style Walking++


大分を歩く


■温泉で健康長寿を狙うWalking++ 

 Joeclub Resort発掘のために2010年から近場の箱根や熱海や伊豆の温泉場に通っていました。一人一泊1万5千円前後の宿泊施設から始め、一人一泊2万4千円までの温泉宿泊施設を利用していました。このころ何となく分かった事は多くの温泉宿泊施設は1泊のみの客を中心にすべてのサービスが組み立てられていることです。連泊の客は同じ値段でサービスの質が落ちるのでなんか損をしたような気になりました。おまけに昼間はお風呂に入れないところが多く、長期滞在には向かないことがわかりました。そして、いずれの地も観光地ですので観光目的がないとすることがないのです。また、すべてのものが観光地価格ですのでコストパフォーマンス重視のJoeclub Resortには採用できませんでした。それならということで交通費を使っても関東圏の温泉場より、人が少なくて温泉が楽しめる場所を求めて全国ツアーを始めました。まずはネットに掲載されているような温泉ベストテンなどを参考にしながら函館や松山などの温泉場を利用するようになりました。このころから泉質に興味が出てきました。というのも松山の道後温泉は、ぬるっとしていて素人でも温泉であることがすぐわかるような湯でした。そこで登場するのが温泉分析表です。温泉場であれば浴室近くに必ず掲げられています。この温泉分析表により湯の中に何が入っているかがわかります。道後温泉のぬるっとした感じのもとは豊富なナトリウムのおかげです。また、浴室に近づくとなんとも言えない一種独特な匂いがするのですが、これは炭酸水素ガスのようでした。実はこの温泉分析表とともに温泉の温度や加水の有無や循環器の使用の有無などが表示されていますので温泉としての品質がわかります。これが分かるようになると、どうせ入るなら温泉らしい品質の温泉に入りたくなります。そして、行きついたのが「源泉掛け流し」です。汲み上げた温泉をそのまま浴槽に流し込むというわけですから一見、良さそうに思えるのですがそう簡単ではありません。一つは温度の問題です。汲み上げたお湯がちょうど40度前後といわけにはいきません。通常はもっと熱いか、それとも沸かさないと入れないような温度なのです。もう一つが、「源泉掛け流し」とは汲み上げた湯を湯船を経由して惜しげもなく川に流し去ってしまうわけですから、湯量に自信がないとできないのです。ならばということで、日本で一番の湯量を誇る温泉場である別府に訪れるようになりました。別府に滞在して分かった事は、ここでは実に多様な泉質の温泉を味わうことができることです。また、湯量も豊富ですので温泉施設の数の多さは半端ではありません。また、宿泊施設も多様なニーズに応えられるようにとピンからキリまでありますので、Joeclub Resortに丁度よいと思ったわけです。温泉で健康長寿を狙うWalking++としては、市内中心部から歩いて行ける場所に別府八湯と呼ばれる温泉施設が点在していますので「歩き」と「温泉」を融合させることができました。
 近場から始めた新たなJoeclub Resort発掘の旅も今では、北は北海道から南は沖縄まで日本全国の温泉場を訪ね歩くようになりました。数多くの温泉場を訪ねるうちに「門前の小僧習わぬ経を読む」ではありませんが、いつの間にか温泉に詳しくなってしまいました。最後に最近気付いたことは良い温泉には近所の年寄りが必ず集まります。観光ガイドやネット情報に乗らない温泉らしい品質の温泉は地域の人によって利用されています。

 
                  Walking++事務局
                  星乃井次郎
                  2016年10月31日



2.2017年3月の予定
開催年月 Joeclub Resort 内容
2017
3月
CoralReefWalking++
沖縄
14日間
タラソテラピー   ○
湯治
仮想現実
アート
食療法


沖縄




■CoralReefWalking++ 

 
 コース名は「CoralReefWalking++」です。
 テーマは「感動の海」です。

 肌をなめるような心地よい風を期待するのならハワイ、トロピカルな海の美しさを期待するのなら沖縄とWalking++では季節ごとに海を楽しめるJoeclub Resortを指定しています。来年3月はOkinawaWalking++を開催します。3月の沖縄はちょっと寒いくらいで歩くにはちょうどいい季節です。Walking++の主目的ではありませんが、本土は花粉が飛び散るころですので花粉症対策として沖縄に滞在することは意味があります。経験的に1日経てば花粉症の症状は出なくなりました。




               
 

 ■長門・海士ヶ瀬公園  

伊上駅

日本海に浮かぶ双子島

海士ヶ瀬公園/角島大橋

海士ヶ瀬海岸

阿川駅
 地図を持たない旅シリーズです。記憶力を改善させようとするバーチャルリアリティー旅行の山陰編です。バーチャルリアリティー旅行とは仮想の体験と現実の体験を融合させた旅行です。この旅行では地図は持参しません。出かける前日に翌日に歩くルートをGoogle Mapのストリートビューを使用して仮想体験します。2度繰り返せば、よほど複雑なルートでなければ大方頭に入ってしまいます。映像効果の大きいことを認識させられます。翌日はこの頭の情報に従って、地図もスマホも見ずに実際の道を歩くわけです。これは一種のゲームのようなもので、なかなか楽しい旅行となります。実際に訪れると何か懐かしさを覚えたりすることもあるし、時には人に尋ねながらの旅になってしまうこともたまにはあります。現在、ポケモンGOが流行っているようですので、このバーチャルリアリティー旅行を「JiBaGo(JijiBabaGO)」と名付けました。
 今回は山陰にやって来ました。2週間かけて出雲空港から山口宇部空港までを旅しました。
 今回紹介するのは長門の海士ヶ瀬公園です。
 海士ヶ瀬公園(Goole Mapが表示されます)

 今週は天候に恵まれない日が続いていましたが今日は雲が多いながら青空が見えます。ホテルから伊上駅まで歩いて向かいました。交通量の多い国道を避けて、旧山陰道と思われる道を歩いて駅に向かいました。この道には名前がついていて「ふれあい通り」とありました。この道はこの先、何度も通ることになるのですが人に出会ったことはありませんでした。駅に着いて下関駅行の列車を待つことになります。ローカル線の本数は極端に少なく、朝晩しかないような状態です。それでも時刻表にある列車は定刻にやって来ました。行先は二つ目の阿川駅です。伊上駅から阿川駅までは10kmほどなのですが周遊距離が長いので列車に乗りました。阿川駅で降りて、角島大橋に向かっていざ出発です。まずは国道に出て下関方面に歩きました。目印にしていたコンビニで小休止です。ここで雨が降り出しました。やあ今週は雨ばかりで困ったものです。ウォーカーにとっての最大の敵は雨ですので雨が降り出すと元気がなくなります。幸い、コーヒーを飲んでいる間に雨は上がりましたので再び気を取り直して歩き出しました。車は時々通りますが人はいません。道はよく整備されていて歩道がありました。標識に沿って歩いて行くとやがて、日本海が見えてきました。海が見えれば目的地の角島大橋は近いはずです。橋の近くまで来たのですが海岸に降りる道が見当たりません。橋の近くはホテルの私有地らしく、海岸に出るためには橋の下までいかねばなりませんでした。苦労して海岸に出ることが出来ました。海は荒れていましたが綺麗な東シナ海の海の色が続く海岸でした。正面には角島が見えます。想像ですが年末に訪日するプーチン大統領はこの海岸に建つホテルを利用するのではないかと思いながら広い海岸を歩いてみました。本州でこれほどの南の島を思わせるような海岸がある場所は知りません。夏はさぞかし海水浴客でにぎわうことが想像されます。角島大橋を後に来た道とは反対周りで阿川駅に戻りました。予定より1時間早く戻ってきてしまいましたので、駅での暇つぶしに苦労しました。
 



 次回は長門古市駅を起点に県道66号線を周遊する見どころの多い20kmの旅を紹介します。

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