2016.7.1 Joeclub Healthy Program Walking++

50歳過ぎたら健康はすべてに優先する
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                      日本を歩く、世界を歩く、歩いて体と心の健康を維持 VOL1
目次
 1.New Life Style Walking++
   ・はじめに
  
 2.9月の予定
   ・AppleWalking++
  
 3.地図を持たない旅シリーズ 
   ・美又温泉
  

 
1.New Life Style Walking++


日向灘を歩く


日向灘を歩く


日向灘を歩く

■はじめに 

 Walking++は、2011年11月にかまくらアトリエ星の井ジャーナルに掲載した下記の記事が始まりです。
 「つい最近まで年齢を気にすることはありませんでしたが、還暦を通過して何か体によさそうな運動をということで水泳を始めようかと考えておりました。そんな折、ウォールストリートジャーナル電子版に掲載されたある記事が目にとまりました。そのタイトルは「百歳まで健康に過ごすボルツの戦略」というものです。このボルツとは何者かと言いますと本名はウォルター・ボルツ、現在81歳なのですが米国のスタンフォード大学薬学部の現役の教授です。週に2、3回は数マイルをマラソンしているそうです。あとで知りましたが、この人は米国では長寿法の分野で著名な人のようです。おまけにこの教授は普通の医学部で見られるようなタイプの教授ではないようです。というのも記事の中にこんな一説があります。「高齢者に必要なものは薬ではなく体を動かすことだ」。また、こんなこともいっています。「本当に必要な薬は世の中に出回っているものの20%にも満たない」。医薬業界関係者が聞けばクレームがつきそうな辛口な発言をいたるところでしているようです。そして長寿法の本も出しています。日本語に翻訳されているものに「100歳まで生きる方法」という著書があります。ボルツ氏によれば、人間は生理学的に百歳ぐらいは生きる動物のようです。多くの人は病気や事故などにより百歳になる前にこの世から去ってしまうのです。中でも運動不足による慢性疾患の脅威は歳を増すごとに深刻になります。それゆえ心臓を一生懸命働かせるような運動、例えばマラソンのような心臓に負荷をかける運動が百寿のためには必要だと訴えているわけです。その効用は薬よりも勝るというわけです。 ボルツは百歳まで健康に過ごすために4つの提案をしています。
1.体を動かす
2.自分自身の健康法を構築する
3.社会活動や仕事に従事する
4.不老長寿のデマに時間を浪費しない
というわけでこの記事に触発されて毎日スピードウォーキングを始めました。マラソンとなるとちょっとつらいのでウォーキングにしたわけです。ここでいうスピードウォーキングとは、脈拍数が上がるほどのスピードを出して歩くということです。このウォーキングを朝晩、3キロずつ歩くようにしました。何か目に見える効用がないとなかなか長続きしないのですが、幸い、腰痛がしなくなったという効果出ていますので1ヶ月続いております。ボルツ氏によれば、百寿への道は50歳になった時に運動をはじめたかどうかが大きく物を言いそうです。百寿を目指したい方はどうぞ運動をしてください。」
 この記事を掲載してから、Walking++として長らく試行錯誤を繰り返してきました。四国遍路を初めとして日本全国を歩いてみました。そしてたどり着いたのが「歩行」に「温泉」を加え、さらに「タラソテラピー」を加えたものが「Joeclub Healthy Program Walking++」です。長続きの秘訣は効果が目に見える事とやって楽しいことです。まもなく5年が経過しようとしている今日、Joeclub Healthy Programとして運用開始することにしました。MMZ利用者の皆様の健康維持の一助になれば幸いです。
 
               Walking++事務局
               星乃井次郎
               2016年6月30日



2.9月の予定
開催年月 Joeclub Resort 内容
2016
9月
AppleWalking++
津軽
14日間
湯治
仮想現実
アート
食療法


津軽 岩木山


津軽のリンゴ園
An apple a day keeps the doctor away.


日本海に沈む夕日

■AppleWalking++ 

 9月は青森県津軽での開催を予定しています。
 コース名は「AppleWalking++」です。
 テーマは「リンゴと温泉」です。
 津軽平野に点在するリンゴ園では大きなリンゴが枝いっぱいに実る季節ですのでこの名を付けました。朝晩は寒いと感じる日もありますがウォーキングには最適な季節です。岩木山周辺は多くのリンゴ園があり、赤く色づいたリンゴを見ながらの散歩はなかなか気持ちのいいものです。晴れていれば岩木山が目の前に見えるようなところです。歩いているとリンゴの無人販売所があって、落下した立派なリンゴを安く売っていたりします。また、岩木山周辺にはいくつかの温泉場があり、ウォーキングの疲れを癒すことができます。
 AppleWalkingで使う宿舎には源泉掛け流しの温泉があり、いつでも使えるようになっています。温泉好きにはありがたい施設です。そして、毎日、リンゴを食べてくださいとばかりに冷蔵庫の中にリンゴが用意されています。取れたてリンゴの美味しさに感動を覚えます。
 そのリンゴですが、
 「一日一個のリンゴは医者いらず」と言われるように、リンゴは昔から栄養価の高い果物として食べられてきました。リンゴにはカリウムなどのミネラルやビタミンCが豊富に含まれ、抗酸化物質の一つであるペクチンを多く含んでいるため、食べると老化を防ぐと言われてます。それだけでなく、リンゴに含まれるポリフェノールには脂肪の蓄積をおさえる効果があるといわれています。高齢者には有り難い食べ物です。
 最後に、五能線でちょっと足を延ばせば日本海に出られます。こちらも温泉場が点在していますので、夕日が見られる温泉や黄金色の温泉など興味深い場所に出かけてみるのもいいものです。






               
 

 ■美又温泉  

美又温泉

美又温泉

美又温泉
 地図を持たない旅シリーズです。このシリーズはかまくらアトリエ星の井ジャーナルに毎月掲載していたものです。今月から新たにこのコーナーに移動しました。記憶力を改善させようとするバーチャルリアリティー旅行の山陰編です。バーチャルリアリティー旅行とは仮想の体験と現実の体験を融合させた旅行です。この旅行では地図は持参しません。出かける前日に翌日に歩くルートをGoogle Mapのストリートビューを使用して仮想体験します。2度繰り返せば、よほど複雑なルートでなければ大方頭に入ってしまいます。映像効果の大きいことを認識させられます。翌日はこの頭の情報に従って、地図もスマホも見ずに実際の道を歩くわけです。これは一種のゲームのようなもので、なかなか楽しい旅行となります。実際に訪れると何か懐かしさを覚えたりすることもあるし、時には人に尋ねながらの旅になってしまうこともたまにはあります。今回は山陰にやって来ました。2週間かけて出雲空港から山口宇部空港までを旅しました。
 前回までの内容はかまくらアトリエ星の井ジャーナルに掲載しています。今回紹介するのは山深い美又温泉の続きです。
 美又温泉(Goole Mapが表示されます)

 朝起きたら6時であった。昨夜は早く寝たのだが6時まで一度も目を覚まさなかった。8時間以上寝ていたことになる。早速、タオル片手に風呂に出かけた。またまた一番乗りのようである。洗面器で派手に掛湯をして湯船に入った。一人で入るのにちょうどよい広さである。温度は36度か37度くらいでぬるめのお湯です。10分ほどで出ました。髭剃りを忘れたので一度部屋に戻り、再びやって来ました。部屋の洗面所では湯が出ないのでこの時期、冷たい水で髭を剃るのはつらいものがありますので出直したわけです。再び部屋に戻ると食事の時間となっていた。しばらくして朝食が運ばれてきた。変わったものが一品あった。紫色の豆腐です。名前は黒ごま豆腐と言ってました。この辺りで栽培しているものを町興しの一環で豆腐にしているのだそうだ。夕べの御飯もこの辺りでとれたものだそうです。そう言えば御飯に色が付いてました。五穀米かと思ったのですが黒ごまのようです。他にも酒もあるようです。昨日、美又温泉保養所横の売店で買った黒ごま焼酎がこの地域の特産のようです。  今日は保養日ですので何の予定もありません。お風呂は10時迄ですので10時過ぎたら全くの暇です。天気も良いことだし散歩に出かけることにしました。保養センター前で行われている朝市を見て回り、昼用にシフォンケーキを2コとコーヒーを買いました。休憩所でコーヒーをいただいた後、昨日通った川沿いの旧道にもう一度行くことにしました。今日はよく晴れていますので昨日とはまた違った感じがするのではないかと思ったからです。旧道を歩きながらよく見ると対岸に遊歩道が温泉街からトンネルの入口くらいまで続いていました。ただし、倒木やら崖から転がり落ちたと思われる石やらが所々で道をふさいでいるようでした。後で分かったのですがこの遊歩道は現在は通行禁止となっていました。トンネル近くまで行って、ホテルに戻りました。風呂は4時からですのでテレビを見て過ごしました。そのうちに「お風呂入れます」の女将の声がしたので早速、今日も一番風呂です。風呂は毎日お湯抜きをしているようです。一番風呂だとまだお湯が一番上まで溜まりきれていません。二度目に入った時には浴槽の端からお湯がどんどん流れ出すほどになっていました。いわゆる源泉掛流しの状態です。温泉は二か所から浴槽に流れ込むようになっていました。触ると片方は熱く、片方はぬるめでしたので循環再利用しているのかと当初は思いましたが、それは私の思い込みでした。この旅館は源泉井戸が2本あり、1本目が38度、2本目が36度と脱衣場に表記されていました。なるほど納得です。浴槽の循環のための吸い込み口がないので変だなとは思っていたのですが。  風呂から出て、さあ夕食です。今日は噂の「のどくろ」の塩焼きが出てきました。これは初物ですので期待してしまいました。結果は期待通りの美味しい魚でした。こんなに美味しいのならまた食べようと思いました。今日はのどくろも食べたし、お風呂にも何度も入ったし、後は寝るだけとなりました。

 次回は美又温泉から益田までを紹介します。

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